2005年のある寒い日、私は中国の小さな町のスターバックスで
「ある中国人」を待っていた。
すでに1年近く、「あるプログラムとウェブサイト」を開発してもらっていたのだ。
しかも、給料の半分をつぎ込んで。
金額にして、数百万円。当時20代だった私が支払うにはあまりに大きすぎる金額だった。
「これを出発点にして、私は起業するんだ。もう少しの我慢だ・・・」
ミクシーのような交流サイトを中国でつくる。
これが私の夢だった。
今だったら絶対にそんなことは考えない。
ど素人の妄想話で、キャッシュフローも何も考えていないからだ。
抜けが多すぎるめちゃくちゃなアイデアだった。
でも、わたしは続けていた。
会社帰りは、毎日スターバックスにこもっていた。
デザイン構成から、企画、資金計画などを閉店の24時まで続ける日々だった。
1年以上、アフターファイブも土日を全て返上して計画をつづけていた。
日常生活の娯楽は全てかなぐり捨てていた。
努力すれば必ず報われる、そう信じてもいた。
そして、1年後・・・
わたしはみじめに失敗した。
数ヶ月でできるといわれて始めたサイトは、1年たってもまったく完成しなかった。
その時の状況は、こうだった。
つづく
2009年12月20日更新予定